
週末に法事があり、夫の実家へ帰省してきました。
法事には、いろいろ準備も必要ですし、通常の生活とは離れた、
一見面倒な習慣などもありますが、とっても素敵なことだと思います。
お仏壇をキレイにして、お花を飾り、身を清め、亡き人を思う、
なんだか背筋がピッとするような思いがします。
和尚さんが家にいらして、お経を読みますが、そのときの説明に
時間の流れのお話がありました。
お経の中に「盤石劫」という言葉があり、それは時間の単位とのこと。
「石」という単位は、一年に一度(100年に一度という説も)、
天よりも舞い降りる天女がその石の上を通るときに羽衣で石をそっと撫で、
目には見えないけれど石をわずかに削っていく、
そして年を重ねるごとにその石が全部磨り減ってしまう、
その単位のことを言うんだそうです。
石の大きさは4km四方とも7km四方とも言われ、
とにかく、とてつもなく、長い長い月日を表していますが、
日本語の「億劫」もこの言葉から来ているんだそうです。
和尚さんのお話は、昔から好きでしたが、
チャンピサージの講師をやるようになって、
インドにおけるサンスクリット語から来る仏教用語、
さらにそこから来ている日本語がとても面白いなと感じます。
私たちは歴史を紀元後で考えがちですが、紀元前にも気が遠くなるような
人の営みがあり、その膨大な知識と経験のもとに、今の文化がのっていることを
考えるとなんだか不思議な気持ちです。
そんな気が遠くなる人間の歴史と同じ、
それ以上に植物療法の歴史があることも忘れてはなりませんね。
先日行った薬用植物園で、ずっと見たかったイランイランの花が
咲いていました。感動!

もっとむわっと香るのかなと想像していましたが、その時は
鼻を近づけると、さわやかなイランイランの香りがほのかにした程度。
南国で香るのとはまた違うのかもしれませんね。
法事には、いろいろ準備も必要ですし、通常の生活とは離れた、
一見面倒な習慣などもありますが、とっても素敵なことだと思います。
お仏壇をキレイにして、お花を飾り、身を清め、亡き人を思う、
なんだか背筋がピッとするような思いがします。
和尚さんが家にいらして、お経を読みますが、そのときの説明に
時間の流れのお話がありました。
お経の中に「盤石劫」という言葉があり、それは時間の単位とのこと。
「石」という単位は、一年に一度(100年に一度という説も)、
天よりも舞い降りる天女がその石の上を通るときに羽衣で石をそっと撫で、
目には見えないけれど石をわずかに削っていく、
そして年を重ねるごとにその石が全部磨り減ってしまう、
その単位のことを言うんだそうです。
石の大きさは4km四方とも7km四方とも言われ、
とにかく、とてつもなく、長い長い月日を表していますが、
日本語の「億劫」もこの言葉から来ているんだそうです。
和尚さんのお話は、昔から好きでしたが、
チャンピサージの講師をやるようになって、
インドにおけるサンスクリット語から来る仏教用語、
さらにそこから来ている日本語がとても面白いなと感じます。
私たちは歴史を紀元後で考えがちですが、紀元前にも気が遠くなるような
人の営みがあり、その膨大な知識と経験のもとに、今の文化がのっていることを
考えるとなんだか不思議な気持ちです。
そんな気が遠くなる人間の歴史と同じ、
それ以上に植物療法の歴史があることも忘れてはなりませんね。
先日行った薬用植物園で、ずっと見たかったイランイランの花が
咲いていました。感動!



もっとむわっと香るのかなと想像していましたが、その時は
鼻を近づけると、さわやかなイランイランの香りがほのかにした程度。
南国で香るのとはまた違うのかもしれませんね。

