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happy life with aroma
~* holistic aroma salon H【a∫】のブログ * ~

インストラクターコース#8

今日も日中は暑かったですが、夕方からの雨でかなり涼しくなりました。

13:00から17:00までインストラクターコースの8回目。

昨年から始めてほぼ1年。

震災直後からなかなか生徒さんのご都合、私のバタバタと
日程が合わず、中断していたので半年以上ぶりの開催でした。

今日のテーマは栄養素の消化と吸収、そして排泄。

私たちが普段食べている食べ物がどのように消化、吸収、代謝されて
体に取り込まれていくか、を見ていきます。

一つ一つの消化の過程を学べば学ぶほど、体というのはなんて神秘的で
合理的に出来ているのだろう、と感動することも多く、
そして、生きていく(=食べ物を食べる)ことはなんとシンプルで美しいのだろう。
と感じます。

どんな冒険ストーリーよりも人体の中が一番スリリングで興味深い、と
ついつい講座の準備を忘れて引き込まれたり・・・。

排泄のメカニズムも然り。

括約筋1つの働きをとっても、もう涙なしには語れないくらい、
見事に連携して働いてくれています。。。

そして、息子のウンチやおしっこを毎日見ている母親としては、
消化というのは、当然のことながら、毎回違っているのだなと感じます。

同じものを食べたとしても、ウンチも同じではない。

そこには、そのときの体調や環境、前後の出来事や精神状態、
色んな要素が絡まって、
吸収するもの、吸収できなかったもの、排泄するもの、を
体が判断した『結果』が存在します。

単純だけれど奥が深い。

そして精油の各論では、そんな消化器系のケアに役立つ精油を3つピックアップ。

今日選んだのは、マジョラム、ブラックペッパー、レモングラス。

どれも消化器系に作用していきますが、アプローチがちょっとずつ違うもの。

私自身は、会社員時代自分のストレスが体に出て手に負えなくなったとき、
このマジョラム、ブラックペッパー、ゼラニウムのブレンドに
とにかく助けられた経験があります。

精油の各論では、なるべくいろんな文献からのアプローチをみたいなと思い、
以前ディアゴスティーニから出版された「週間アロマテラピー」を
生徒さんと一緒に目を通すことにしています。

海外版の和訳なので、モデルさんも外国人、レシピも海外仕様、ということで、
日本ではまず使用しない使い方や、驚きのレシピ、そして斬新なブレンド、
などなどがとても面白いです。

初心者が鵜呑みにしてしまうとかなり危険であろうレシピもあったり。

先日のブログで書いた伊藤武さんの本もそうですが、
このシリーズ、会社員時代に全巻揃えました。

毎週発売の火曜に会社のビルの1F本屋さんに買いに行っていたので
すぐに覚えられてしまい、外出などで数日いけないときもちゃんと
本屋のおじさんがとっておいてくれたりして、全巻すべて購入したシリーズ。

まさかこれを仕事にするなんて考えてもいなかったので、
ぱらぱらと読んではそのまま各号が山積みになっていました。

まもなくアロマの仕事をするために会社を辞めることになるとは…?!
人生とは本当に面白いものです。

退社してまず行ったのが、このディアゴスティーニの整理だったり(笑)

今でも参考書籍として、大いに役立っています。

まぁ、人生無駄なことは何もない、ということですね。

今日はせっかくなのでハーブティもレモングラス。

フレッシュのレモングラスとバーベナでさわやかにいただきました。

herb1_20110830235137.jpg herb3_20110830235232.jpg

今晩から台風の影響で雨になりそうですね。
気をつけてすごしましょう。。。

明日はヘッドタッチケア講座です。飛び入り(新規、復習)もOKです。
いらっしゃる方、お気をつけていらしてくださいませ。
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愛が溢れる・・・

おとめ座の新月の日。

さわやかに晴れ午後はかなり暑くなりましたね。

今日は「焼肉の日」という人も多いかもしれませんが、
私のアロマ関係の友人が二人も誕生日という日でもあります。

さらに、予定日が近かった友人が、午後にめでたく出産。
「829生まれの知人」3人になってしまいました(笑)

出産した彼女はTwitterで前駆陣痛の頃からレポートをしていたので、
経過を知ることができましたが、私自身の出産のときとほぼ同じような流れで、
レポートからだけでも、なんだか追体験してしまったような感覚。

無事に産まれて本当によかった。

明日は久々(半年以上ぶり)のインストラクター養成講座。

震災後、私も生徒さんも共にバタバタで予定が合わず、休止状態でしたが
8回目の講義を明日再開。

今日はその準備などでほぼ1日パソコンの前。

西向きの窓際にデスクがあるので15時すぎた頃が暑さのピーク。
カーテンをひいて西日を避けて、ふと目をやると、天使が輝いていました。

angel_20110829233716.jpg

お気に入りの天使型のサンキャッチャーがキラキラと。

先日月明かりを浴びてぼ~と光っていたときはちょっと怖かったけれど、
今日は金色に光ってとても綺麗でしばし見惚れてしまいました。

新しい命に幸あれ。

お誕生日のEちゃん、Mちゃん、おめでとう!

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南インド古典舞踊

朝から秋晴れを思わせるようなさわやかな晴れ間。

今日は夫、息子、そしてエコ雑貨のOさんと一緒に横浜へ。

アロマ、ハーブのクラスの生徒さんでもある、Mさん、Rさんが出演する
バラタナティヤムという南インド古典舞踊の発表会を観に行って来ました。

会場となる横浜市開港記念会館はレトロで素敵な建物。

kaikan.jpg   kaikan3.jpg

バラタナティヤムは、世界最古の舞踊、3000年以上の歴史があると云われています。

その手や足の動きでさまざまな事象や物語を伝えることができ、
実は仏像や観音像などのポーズなどとかなり通ずるものがあります。

手の動き、脚の動きも複雑、そして下半身もかなり使うハードな舞踊、
習得するのがかなり難しく、そして舞台に上がるまでにかなりの時間を要する舞踊。

そんなバラタナティヤムをされているMさんがアロマのレッスンにいらしてくださって
いたのは、もう4年ほど前から。以来ずっと舞台をみたいと思っていましたが適わず、
今日ついに実現。

入場無料なイベントですが、とても贅沢な内容。

なんと舞踏の前に、伊藤武さんによる『アビナヤ・ダルパナ』の解説付。

伊藤武さん、インドやタイなどの放浪生活の後、アーユルヴェーダやヨガについての
書籍を沢山出されている方。

私はこの仕事をするずっと前に、会社のビルの1Fの本屋で、伊藤さんの書籍を
偶然手に取り、その「キモかわいい絵」にハートをつかまれ購入。
それが現在チャンピサージやアーユルヴェーダの講座などをやる上で、大活躍しています。
そんな憧れの伊藤武さんの生の解説が聞かれるなんて・・・?!

と半ば半信半疑で会場へ。。。内容は予想を上回るすばらしいものでした。

踊りの中で頻繁に使われる手の動きは、「ムドラー(手印とも)」といわれるジェスチャーが
出てきます。これは古くから伝わる意味のある手の動き。
仏像や観音像などにも多く見られる動きです。

実際、先日の「曼荼羅散歩」の記事で書いた、空海と密教美術展でみた仏像たちの表情そのもののポーズも。

そのポーズの持つ意味を伊藤さんが丁寧に解説してくれました。

mudora-2.jpg

そしていよいよ舞踊の時。

昨日レッスンでお会いしたばかりのRさん、そしてお久しぶりのMさん、
さらに実は以前ちょっとだけ南インドのダンスを習っていたときにお会いしているHさん、
が先生を中心に、圧巻のダンスを披露してくれました。

odori1.jpg

中学生とは思えない、神がかりの動きをされるSさんも素敵で・・・!

odori2.jpg

先日拝見したカラリパヤットもそうですが、一つ一つの動きがとても肉体的にハード。
それを連続して踊り続ける彼女たちの身体能力、想像を絶します。
さらに神がかり的ともいえる体の動きを使って表現する、感情や物語が
ものすごく人間くさくて、なんとも言えない不思議な感じ。

1時間ほどがあっという間にすぎました。

終わって客席に出てきてくれた彼女たちと記念撮影。

issho3.jpg

息子は昨日ハグしたばかりのお姉さんですが、特有のメイクと衣装に固まってしまい、
一言も言葉を発しませんでした(笑)
それでも食い入るようにダンスを見つめ、帰ってから再現していましたが。

山本彩子さん率いる今日出演の方達の数人が、
9月に福島へ慰問に訪れてこのダンスを披露するそう。

彼女たちのカラダから発せられる凄まじいエネルギーが
多くの人たちの心に届くといいなぁと感じます。

3000年も受け継がれてきた、仏教的、哲学的ともいえる体の動き、
人の心に変化をもたらす力があるのではないでしょうか・・・。

Mさん、Rさん、素敵でした。ありがとう!
Oさん、息子と一緒に中華街見物、付き合ってくださってありがとう。

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またあおうね

レッスン後、少し遅くなってしまったけれど、
夫と息子と近所の「ゆっくりとカフェ」へ。

オープンして3年。考えてみたらほぼ毎週末行っているカフェです。

そんなわけでスタッフの方達とも顔なじみ。

いつも厨房の奥にいてもくもくとお料理を作ってくださる若色麻子さんもそのお一人。

カフェごはんのこちらの本の著者でもあります。

そんなにお話することもないのですが、いつも出るときに挨拶をすると
お料理の手を止めて、にこっと笑って会釈をしてくださる、その笑顔がかわいくて、
実はいつも楽しみだったり。。。

そんな若色さんが今日、食事が終わった位にめずらしくテーブルにいらしてくれて、
「わたし8月いっぱいでここの厨房でのお仕事をやめることになりました。
 毎週いらしてくださって、ありがとうございました。」とのこと。

びっくりすると同時に、
思えばいつも若色さんのお料理を食べていたんだなぁと。。。

今までの感謝と、あたらしい出発を応援したい気持ちが一気にこみ上げて、
私自身は上手に言葉にできませんでした。

帰り際、息子が 「ありがと。またあおうね。」 と一言。

あまりにストレートな表現、いろんなお客様にご挨拶に廻っていた
若色さんも涙ぐみながら、笑顔で答えてくれました。

別れの言葉は、国によって本当に違いがあります。

「さようなら」はちょっとさびしい気がして、私自身はあまり使いませんが
時々相手に「さようなら」といわれるとちょっとドキっとすることがあります。

日本人なら日本の言葉で別れをいいたいですが、私としては中国語の「再見」が
結構しっくりきたり。。。

「またあおうね」というと、本当にまた会える気がします。


夕方、髪を切りに美容院に行ったら、
その美容院を10年以上前に紹介してくださったご家族にばったりお会いしました。
以前ご夫婦とはよく食事にいったりと仲良くしていたのですが、
その後お二人のお子様が産まれてお互いニアミス。

上のお子様がなんと9歳!・・・ということはほぼ10年ぶり?!

それでも4人家族になったご夫婦と、なんだか昨日会ったような感覚で
お話ができることにもちょっと不思議な感じ。。。

「またあえたね」「またあおうね」・・・

人と人、人生、そんなことの繰り返し。だから、また会うことを楽しみに・・・!

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こころとからだと・・・

今日は初級1のレッスン。

不思議なタイミングで集まった3人のクラス。
お一人は急用でお休みとなりお2人でのレッスンでしたが、
こころとからだとアロマのお話をたっぷりと。。。

生徒さんのお一人は現役のお医者様。

第一線で活躍していましたが、
あるときちょっとした疑念が沸いて、一度すべてを辞めたそうで、
今は往診などでお年寄りなどのケアをされたりご自身のやりたい
スタイルで活躍されていらっしゃいます。

今日は特にホメオスターシスのお話が主体。
私の方も色々と興味深いお話を聴かせていただきました。

近代医療を否定するつもりはありません。
その技術のおかげで、沢山の命が助かっています。

ただ、それだけでは片手落ちになることもある、ということを
感じることも多いので、代替医療の大切さを考えていきたい。

この回をやるたびに、毎回いつも熱くなってしまいます。


最近、友人が乳腺症になり、ひどい痛さで我慢できない程とのこと。

病院では痛み止めを処方されたものの、根本解決ではないことを知り
あまり飲みたくなくて、ということだったので、
しばらくお話を聴いて、ふと、おっぱい体操を勧めてみました。

昨年の卒乳児期にお世話になり、以来いろんな人にオススメしているこの体操、
最近ではメディアでも取り上げられているようですね。

胸まわりの流れの滞りは、様々な部位の痛みとなって表面化します。
ここの流れをよくすることで、肩こりや頭痛、生理痛などの緩和に役立ち、
さらにおっぱいの形も手触りもよくなるこの体操。

そのダイレクトなネーミングから、紹介するとだいたい、
「なにそれ?」とぷっと笑われます。彼女もそうでした。

でもしばらくしてから、

「やったら痛みが半減しました。がんばって続けます!」との連絡。

さらに

「医大の先生より的確なアドバイスをありがとう」・・・。

嬉しい言葉ではありますが、私は医者ではないので、診断はできません。

彼女の場合は、乳腺症という診断があり、さらに痛み止めが処方された
という事実を聞いた上でのアドバイス。

これが原因不明の痛みだったら、おそらくまずお医者さんに行って、と
アドバイスしたと思います。

近代医療と代替医療、それぞれ得意とする分野があります。

両者の長所を尊重しつつ、お一人の患者さんのトータルケアを行う、
そんな統合医療のチームで活動している方達もいらっしゃいます。

乳腺症の彼女が、おっぱい体操で完治するかどうかは分かりません。

ただ少なくとも、痛み止めを飲み続けて我慢をするよりも
色々な意味での彼女のQ.O.L.は上がるのではないかなぁと感じます。

今日のレッスンを通して、
そんなちょっとした手助けができる立場でありたい、そう強く感じました。

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