
バラのピンク、ラベンダーの紫グラデーションの後に待っていたのは、
目の覚めるようなグリーンの光景でした。

このキラキラした感じとそよそよとした風の空気感を
私のつたない写真でお伝えできるか・・・ちょっと不安ではありますが、
とにかく「気持ちいい~☆」の一言。
緑の空気を胸いっぱいに吸い込みたくなります。
同行していた、アヌサーティ先生のボーイフレンドも、
「ここはぼくがこの地で一番好きな風景なんだ!」
と嬉しそうに話していました。
この緑のトンネルを抜けると、今度は緑のじゅうたん!

除草作業をするはずだったメリッサの畑です。
メリッサは別名レモンバーム。
ハーブティにしても美味しいし良く増えるので我が家のベランダにも
何鉢もあるシソ科の植物です。
ただ、採油率が低いので精油はとてもお高く、残念ながら、
よく偽和の対象となる精油のようです。
神経系への鎮静、強壮作用に優れるので、
かなりのヒステリー状態もしくはショック状態に対してとても有用です。
そのため、H【a∫】でもここぞという時にしかめったに精油使用しません。
先日はレッスン中に、ベランダの葉っぱをちぎって
生徒さんに回したら、その香りにうっとりとされていました。
すっきりとしながら優しい高揚感で包んでくれる、そんな香りです。
視界の先まで続くメリッサ畑の中で、ピエルカルロ氏が、
バイオダイナミック農法での除草作業について説明してくれました。

除草の為に1人1本配られたカマをみて、
「これはガーデニング用だね」と苦笑いをしています。
その笑顔の裏には、この広大な畑の除草作業の厳しさを知っているからこその
気持ちがあったのでしょう。
メリッサの草の中に入り込んだ随伴草(バイオダイナミック農法では、雑草とは呼ばず
こう呼ぶようです)
を1つ1つ、手で除去して作業は、本当に気が遠くなりそうです。
それでも、蒸留所に持っていったときにメインの植物以外の植物の割合で、
グレード分けをされるのですから、ここでしっかり除草をしないわけにはいかないのです。
精油が農産物であることを、思い知らされた瞬間でした。
メリッサ畑からちょっと下ったところに、今度はナタネ畑が広がっていました。

菜種油でもとるのかしら?という私たちの疑問に、ピエルカルロ氏は、
「これはペパーミントの畑です」といいます。
頭の中が???でいっぱい。
私の知っているペパーミントは、こんな花じゃないし・・・。
畑の中に足を踏み入れ、やっと意味が分かりました。
写真だと見にくいかもしれませんが、
菜の花の間に少しずつの割合で、ペパーミントが元気に生えています!

ということは、ここはペパーミントの畑で、
この膨大に生えている菜の花はすべて、随伴草???
除草することイコールこの菜の花を抜くということ???
一同呆然とします。
「そう、こんな風に収穫時期になると菜の花を抜いて行くんだ」
そういいながら、ピエルカルロ氏はペパーミントを残して周りの菜の花を抜き始めます。
それを見て、私たちも思わずしゃがみこんで菜の花を抜き始めます。
「抜いた菜の花はここに積もう」
「あ、間違えてペパーミント抜いちゃった!」
などといいながら、みんなモクモクと菜の花を抜きます。
アヌサーティ先生は、笑いながら
「日本の人は、自分の仕事じゃなくても、こうやってすぐにしゃがみこんで
草を抜いてくれるのよね」
といいます。
いろんな国の除草チームを見ている先生には、この光景がとても面白いようです。
「日本人ってやっぱり勤勉なのかしら?」
「でもなんか、やらずにはいられないわよね~」
といいつつ、モクモク・・・。
10分ほどでしょうか?ふと周りを見回すと、さっきまで菜の花畑だった土地が、
ペパーミントだけの土地に・・・!

抜いた菜花の山、おひたしにしたいなぁ、と思ったのは私だけでしょうか。

爽快な達成感と同時に、
この作業がはるか先まで続くという事実を感じつつ、
緑のじゅうたんを後にしました。
バラ摘み、ラベンダー畑、そしてプチ除草の午前を終えて、お腹はぺこぺこ。
お楽しみのランチタイム!
ここでものすごい量の食事が出る事は、まだ知る由もなく、
ワクワクと移動のバスに乗り込みます!
※文章・写真につきましては、
複製・転用はご遠慮いただきますようお願いいたします。
目の覚めるようなグリーンの光景でした。

このキラキラした感じとそよそよとした風の空気感を
私のつたない写真でお伝えできるか・・・ちょっと不安ではありますが、
とにかく「気持ちいい~☆」の一言。
緑の空気を胸いっぱいに吸い込みたくなります。
同行していた、アヌサーティ先生のボーイフレンドも、
「ここはぼくがこの地で一番好きな風景なんだ!」
と嬉しそうに話していました。
この緑のトンネルを抜けると、今度は緑のじゅうたん!

除草作業をするはずだったメリッサの畑です。
メリッサは別名レモンバーム。
ハーブティにしても美味しいし良く増えるので我が家のベランダにも
何鉢もあるシソ科の植物です。
ただ、採油率が低いので精油はとてもお高く、残念ながら、
よく偽和の対象となる精油のようです。
神経系への鎮静、強壮作用に優れるので、
かなりのヒステリー状態もしくはショック状態に対してとても有用です。
そのため、H【a∫】でもここぞという時にしかめったに精油使用しません。
先日はレッスン中に、ベランダの葉っぱをちぎって
生徒さんに回したら、その香りにうっとりとされていました。
すっきりとしながら優しい高揚感で包んでくれる、そんな香りです。
視界の先まで続くメリッサ畑の中で、ピエルカルロ氏が、
バイオダイナミック農法での除草作業について説明してくれました。


除草の為に1人1本配られたカマをみて、
「これはガーデニング用だね」と苦笑いをしています。
その笑顔の裏には、この広大な畑の除草作業の厳しさを知っているからこその
気持ちがあったのでしょう。
メリッサの草の中に入り込んだ随伴草(バイオダイナミック農法では、雑草とは呼ばず
こう呼ぶようです)
を1つ1つ、手で除去して作業は、本当に気が遠くなりそうです。
それでも、蒸留所に持っていったときにメインの植物以外の植物の割合で、
グレード分けをされるのですから、ここでしっかり除草をしないわけにはいかないのです。
精油が農産物であることを、思い知らされた瞬間でした。
メリッサ畑からちょっと下ったところに、今度はナタネ畑が広がっていました。

菜種油でもとるのかしら?という私たちの疑問に、ピエルカルロ氏は、
「これはペパーミントの畑です」といいます。
頭の中が???でいっぱい。
私の知っているペパーミントは、こんな花じゃないし・・・。
畑の中に足を踏み入れ、やっと意味が分かりました。
写真だと見にくいかもしれませんが、
菜の花の間に少しずつの割合で、ペパーミントが元気に生えています!

ということは、ここはペパーミントの畑で、
この膨大に生えている菜の花はすべて、随伴草???
除草することイコールこの菜の花を抜くということ???
一同呆然とします。
「そう、こんな風に収穫時期になると菜の花を抜いて行くんだ」
そういいながら、ピエルカルロ氏はペパーミントを残して周りの菜の花を抜き始めます。
それを見て、私たちも思わずしゃがみこんで菜の花を抜き始めます。
「抜いた菜の花はここに積もう」
「あ、間違えてペパーミント抜いちゃった!」
などといいながら、みんなモクモクと菜の花を抜きます。
アヌサーティ先生は、笑いながら
「日本の人は、自分の仕事じゃなくても、こうやってすぐにしゃがみこんで
草を抜いてくれるのよね」
といいます。
いろんな国の除草チームを見ている先生には、この光景がとても面白いようです。
「日本人ってやっぱり勤勉なのかしら?」
「でもなんか、やらずにはいられないわよね~」
といいつつ、モクモク・・・。
10分ほどでしょうか?ふと周りを見回すと、さっきまで菜の花畑だった土地が、
ペパーミントだけの土地に・・・!

抜いた菜花の山、おひたしにしたいなぁ、と思ったのは私だけでしょうか。

爽快な達成感と同時に、
この作業がはるか先まで続くという事実を感じつつ、
緑のじゅうたんを後にしました。
バラ摘み、ラベンダー畑、そしてプチ除草の午前を終えて、お腹はぺこぺこ。
お楽しみのランチタイム!
ここでものすごい量の食事が出る事は、まだ知る由もなく、
ワクワクと移動のバスに乗り込みます!
※文章・写真につきましては、
複製・転用はご遠慮いただきますようお願いいたします。
スポンサーサイト

