
聖ヨハネの日の翌日、この日も6時前にサンサンとした朝日と蜂の羽音で目が覚めます。
4日目にして、なんだかすっかり日常となってしまった朝の風景と音。
窓の外では、日課の様に蜂がダンスをしている羽音が聞こえます。
これが東京の自宅なら、家に入ってきては大変!と慌てて窓を閉めるところ。
最初は気になったものの、彼らは決して入ってこないし、もし入ってきても
ま、いいかと思ってしまうのは、自然の中にいるからでしょうか?
逃がしても逃がしても入ってくる巨大バッタ君とはすっかりお友達。

逃がす気も起きなくなり、最終日はバスルームにいたので、
一緒にシャワーを浴びました。
バッタに水がかからないように気を遣いながらシャワーを浴びるなんて、
もちろん初めての経験です。
今朝も洗顔もそこそこにお散歩。イタリアでの朝の散歩の習慣が、
帰国してからも生活習慣になって、
それがきっかけで様々な劇的な変化があるとは、この時は思いも寄りませんでした。
明日は朝早くにここを発たなければなりません。
ちょっとホテルの敷地から出て冒険しちゃおう!
お勝手口には、おなじみになったネコちゃん。
近寄ると逃げるので、そっと撮影。カメラ目線、ありがとう。

これがホテルの入り口の門。一応目印にはなるし防犯もしているけれど、
横から回ればすっと外に出られてしまう。

そして門の外にはこんな山道。この周辺に野生のラベンダー畑があるわよと
昨夜先生が教えてくれていました。見つけられるかな~♪

ありました☆なんだか子供の頃の探検気分!
周りには誰もいない、秘密の場所を見つけた感じ。
整地されていない、ところを草を踏み分け探検していると、
同室のAちゃんとかすみ屋さんが、素敵な花束を持って外から帰ってくるところに遭遇。
ラベンダー畑を探してさまよっている間に、坂道を下り民家にたどり着いたら
とっても素敵なユリが咲いていたので見ていたら、家のご主人が、
ポキポキと折ってプレゼントしてくれたとのこと。
日本のユリとは違う、なんだかやわらかくて気品のある上品な香り。
後でこれが、ヴィーゼの美容クリームにもなっている
あの「マドンナリリー」であることが、
手塚社長の嬉しい叫びとともに判明します。

この日も朝ごはんを美味しくいただき、最後の農業体験となる畑にバスで出発。
途中の車窓からは崖に咲き誇るエニシダが目に付きます。

このエニシダ、マスカットにも似たとってもいい香りがすることを、
イタリアに来て初めて知りました。希少ですが精油もあるとのこと、
身体にはあまり使用しませんが、香水作りなんかにすごく良いのではと思います。
マカデミアナッツの木やオリーブの木などを眺めているうちに目的に到着。
今日の目的は「ローズマリー畑の除草」です。
これ以上にないくらい元気いっぱいに伸びているローズマリー畑は
その中にいるだけで、気分がシャッキリしてきます。
朝にはぴったりのハーブですね。

よく見ると元気なローズマリーの間から、これまた元気にイネ科の植物が・・・。

これが今回の除草目的の随伴草です。
今までご紹介した菜種などと違って、これがやっかい!
何せ根っこが地を這うように横に伸び、スポスポとは簡単に抜けません。
皆このはびこる根と格闘しながら、少しずつ除草。
初日に配られたカマ&クワが活躍しますが、根が頑固であまり進みません。
ふぅ、疲れたのでちょっと休憩。(さぼってる感じ・・・?)

私たちがふうふう言っていると、アヌサーティ先生が、
「除草は労働でもあるけれど、こうやっているうちに、みんな、
ローズマリーからパワーを沢山もらっているのよ」と言います。
確かに常にローズマリーのいい香りに囲まれて、疲れるけれど気分はいい。
それにここには決してマイナスな気は流れていない。
農薬を使ってないけど害虫はいないし、あ・・・!てんとう虫!これは益虫だし。

なんだか嬉しそうです♪
ローズマリー畑の隣には、ここにもラベンダー畑があって、
他の国のチームが除草をしていました。
みんなで写真を取り合ったり、ラベンダーを摘んだりして、和気藹々。

ここ数日で色々ラベンダー畑を見たけれど、やっぱりその場所場所で空気も感じも違う。
同じ真性ラベンダーの精油でも香りが違うのは当然ですね。
摘んだラベンダーと帰り道に落ちていた松ボックリ。
掌よりも大きくって、巨大!

昨日あんなにお腹いっぱいだったのに、朝の労働とローズマリーのおかげで
なんだかお腹が空いてきた!
今日はこれからアクイテルメという古代ローマから栄える温泉街に行ってからお昼。
最終日とはいえ、まだ始まったばかりで今日も盛りだくさん!
楽しみに移動します♪
※文章・写真につきましては、
複製・転用はご遠慮いただきますようお願いいたします。
4日目にして、なんだかすっかり日常となってしまった朝の風景と音。
窓の外では、日課の様に蜂がダンスをしている羽音が聞こえます。
これが東京の自宅なら、家に入ってきては大変!と慌てて窓を閉めるところ。
最初は気になったものの、彼らは決して入ってこないし、もし入ってきても
ま、いいかと思ってしまうのは、自然の中にいるからでしょうか?
逃がしても逃がしても入ってくる巨大バッタ君とはすっかりお友達。

逃がす気も起きなくなり、最終日はバスルームにいたので、
一緒にシャワーを浴びました。
バッタに水がかからないように気を遣いながらシャワーを浴びるなんて、
もちろん初めての経験です。
今朝も洗顔もそこそこにお散歩。イタリアでの朝の散歩の習慣が、
帰国してからも生活習慣になって、
それがきっかけで様々な劇的な変化があるとは、この時は思いも寄りませんでした。
明日は朝早くにここを発たなければなりません。
ちょっとホテルの敷地から出て冒険しちゃおう!
お勝手口には、おなじみになったネコちゃん。
近寄ると逃げるので、そっと撮影。カメラ目線、ありがとう。

これがホテルの入り口の門。一応目印にはなるし防犯もしているけれど、
横から回ればすっと外に出られてしまう。


そして門の外にはこんな山道。この周辺に野生のラベンダー畑があるわよと
昨夜先生が教えてくれていました。見つけられるかな~♪

ありました☆なんだか子供の頃の探検気分!
周りには誰もいない、秘密の場所を見つけた感じ。
整地されていない、ところを草を踏み分け探検していると、
同室のAちゃんとかすみ屋さんが、素敵な花束を持って外から帰ってくるところに遭遇。
ラベンダー畑を探してさまよっている間に、坂道を下り民家にたどり着いたら
とっても素敵なユリが咲いていたので見ていたら、家のご主人が、
ポキポキと折ってプレゼントしてくれたとのこと。
日本のユリとは違う、なんだかやわらかくて気品のある上品な香り。
後でこれが、ヴィーゼの美容クリームにもなっている
あの「マドンナリリー」であることが、
手塚社長の嬉しい叫びとともに判明します。

この日も朝ごはんを美味しくいただき、最後の農業体験となる畑にバスで出発。
途中の車窓からは崖に咲き誇るエニシダが目に付きます。

このエニシダ、マスカットにも似たとってもいい香りがすることを、
イタリアに来て初めて知りました。希少ですが精油もあるとのこと、
身体にはあまり使用しませんが、香水作りなんかにすごく良いのではと思います。
マカデミアナッツの木やオリーブの木などを眺めているうちに目的に到着。
今日の目的は「ローズマリー畑の除草」です。
これ以上にないくらい元気いっぱいに伸びているローズマリー畑は
その中にいるだけで、気分がシャッキリしてきます。
朝にはぴったりのハーブですね。

よく見ると元気なローズマリーの間から、これまた元気にイネ科の植物が・・・。

これが今回の除草目的の随伴草です。
今までご紹介した菜種などと違って、これがやっかい!
何せ根っこが地を這うように横に伸び、スポスポとは簡単に抜けません。
皆このはびこる根と格闘しながら、少しずつ除草。
初日に配られたカマ&クワが活躍しますが、根が頑固であまり進みません。
ふぅ、疲れたのでちょっと休憩。(さぼってる感じ・・・?)

私たちがふうふう言っていると、アヌサーティ先生が、
「除草は労働でもあるけれど、こうやっているうちに、みんな、
ローズマリーからパワーを沢山もらっているのよ」と言います。
確かに常にローズマリーのいい香りに囲まれて、疲れるけれど気分はいい。
それにここには決してマイナスな気は流れていない。
農薬を使ってないけど害虫はいないし、あ・・・!てんとう虫!これは益虫だし。

なんだか嬉しそうです♪
ローズマリー畑の隣には、ここにもラベンダー畑があって、
他の国のチームが除草をしていました。
みんなで写真を取り合ったり、ラベンダーを摘んだりして、和気藹々。

ここ数日で色々ラベンダー畑を見たけれど、やっぱりその場所場所で空気も感じも違う。
同じ真性ラベンダーの精油でも香りが違うのは当然ですね。
摘んだラベンダーと帰り道に落ちていた松ボックリ。
掌よりも大きくって、巨大!

昨日あんなにお腹いっぱいだったのに、朝の労働とローズマリーのおかげで
なんだかお腹が空いてきた!
今日はこれからアクイテルメという古代ローマから栄える温泉街に行ってからお昼。
最終日とはいえ、まだ始まったばかりで今日も盛りだくさん!
楽しみに移動します♪
※文章・写真につきましては、
複製・転用はご遠慮いただきますようお願いいたします。
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