
会期終了間際に間に合いました。
「香り かぐわしき名宝展」
期待以上の展覧会。
予想していた聞香に関しての展示以外にも色々と興味深いものが沢山で
見ごたえがありました。
当然のことながらアロマテラピーという言葉ができるずっと以前から
香りによる効果を古の人が認識して、贅沢に生活に取り入れていること、
それは世界中で行われていて、もちろん日本も例外ではなくて、
むしろそれを楽しむお道具や小物や発想がずば抜けて繊細で大胆でモダン。
日本人ってすばらしい、そんな想いを新たにしました。
白檀、伽羅、沈香などの展示やお道具の数々も楽しんだけれど、
意外と夢中になったのが、絵画。
北斎や広重、その他江戸で流行した版画絵など風流なものからコミカルなものまで
楽しめました。
さらにちょっと目を奪われたのが「死絵(しにえ)」といわれる弔いの絵。
役者さんなど有名な人が亡くなった際に、人々に知らせると同時に
冥福を祈るために版行される似顔絵の浮世絵のようなもの。
生前の業績、辞世、法号、命日、墓所、追善の歌句、そして弔いの香の絵が
書かれています。
ちょうど行きの電車の中で12代目團十郎の書いた歌舞伎案内の本を
読んでいて、8代目團十郎が自殺した件を読んでいたところに、
その死絵が展示されていて、びっくり。
さらに野山に隠れて咲きながら芳香を漂わせる蘭に例えた女性の
なんともエロティシズムを感じさせる絵画など、
風流も満載な贅沢な展示が沢山で満足でした。
母を誘っていたので、その後近くのフレンチで食事。
神の雫でも有名になった、日本人の醸造家が昔働いてたという
ワインが充実しているお店で、少し早いバースデーランチ。

マダムのコレクションという素敵なボーンチャイナにも目を奪われるけれど、

やっぱりメインの鴨が美味しかったです♪
さらに根津を散歩。
江戸風情がまだ感じられる街並みの中にカフェや甘味屋がこそっとあったり。

お寺も清らかな感じで素敵です。

そしてここまで来たら寄らずには帰れない「イナムラショウゾウ」。
平日だったので並ばずに買え、さらに前のベンチで堪能。
絶妙なブレンドのレモン水がなんともさわやかで新緑の季節に来られた事に感謝。

お土産に老舗のせんべいやで手焼きせんべいを。
ぱりぽりと音を立てて食べる息子の顔までもが粋に見えてしまう、
ちょっと江戸を感じた一日でした。
「香り かぐわしき名宝展」
期待以上の展覧会。
予想していた聞香に関しての展示以外にも色々と興味深いものが沢山で
見ごたえがありました。
当然のことながらアロマテラピーという言葉ができるずっと以前から
香りによる効果を古の人が認識して、贅沢に生活に取り入れていること、
それは世界中で行われていて、もちろん日本も例外ではなくて、
むしろそれを楽しむお道具や小物や発想がずば抜けて繊細で大胆でモダン。
日本人ってすばらしい、そんな想いを新たにしました。
白檀、伽羅、沈香などの展示やお道具の数々も楽しんだけれど、
意外と夢中になったのが、絵画。
北斎や広重、その他江戸で流行した版画絵など風流なものからコミカルなものまで
楽しめました。
さらにちょっと目を奪われたのが「死絵(しにえ)」といわれる弔いの絵。
役者さんなど有名な人が亡くなった際に、人々に知らせると同時に
冥福を祈るために版行される似顔絵の浮世絵のようなもの。
生前の業績、辞世、法号、命日、墓所、追善の歌句、そして弔いの香の絵が
書かれています。
ちょうど行きの電車の中で12代目團十郎の書いた歌舞伎案内の本を
読んでいて、8代目團十郎が自殺した件を読んでいたところに、
その死絵が展示されていて、びっくり。
さらに野山に隠れて咲きながら芳香を漂わせる蘭に例えた女性の
なんともエロティシズムを感じさせる絵画など、
風流も満載な贅沢な展示が沢山で満足でした。
母を誘っていたので、その後近くのフレンチで食事。
神の雫でも有名になった、日本人の醸造家が昔働いてたという
ワインが充実しているお店で、少し早いバースデーランチ。

マダムのコレクションという素敵なボーンチャイナにも目を奪われるけれど、

やっぱりメインの鴨が美味しかったです♪
さらに根津を散歩。
江戸風情がまだ感じられる街並みの中にカフェや甘味屋がこそっとあったり。

お寺も清らかな感じで素敵です。

そしてここまで来たら寄らずには帰れない「イナムラショウゾウ」。
平日だったので並ばずに買え、さらに前のベンチで堪能。
絶妙なブレンドのレモン水がなんともさわやかで新緑の季節に来られた事に感謝。

お土産に老舗のせんべいやで手焼きせんべいを。
ぱりぽりと音を立てて食べる息子の顔までもが粋に見えてしまう、
ちょっと江戸を感じた一日でした。

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